ONE & ONLY GOLF アカデミー 平野孝知

パーソナルトレーナー兼ドラコンプロが教える飛んで曲がらない最新スイング理論&トレーニングを紹介して参ります。

【チェストターンのための下半身の動きとは?】

前回の記事でチェストターン(胸を回す)について書きましたが、沢山の反響をいただきました。

 

ありがとうございます。

 

その中で、「胸だけ回すには柔軟性が足りない」、「かえって手打ちのようになりボールが飛ばない」とうのコメントをいただきました。

 

チェストターンがうまくいかなかった方達に共通しているのは、完全に下半身を止めてしまい、手打ちになってしまったことにあると思われます。

 

 

 

【股関節の前傾が重要】

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では、下半身を止めずにどのように使ったらよいのでしょうか?

 

答えはズバリ、チェストターンを行いやすいように使っていくです。

 

ゴルフは地面にあるボールを打たなければいけないスポーツです。

 

その為に股関節から身体を前傾し、胸をボールに向けます。

 

このときに大切なのは、股関節から身体を前に倒すことです。

 

今まで多くのクライアントさんを見てきて、股関節の前傾が出来ていない方が多いことに驚きます。

 

股関節から前傾することによって、チェストターンを素早く力強く行うための下半身の準備ができるのです。

 

 

【骨盤は縦に捻れる】

股関節から身体を前傾しチェストターンを行うと、背骨を軸に肩は縦に回っている感じがするはずです。

 

この肩の動きを出すためには、骨盤を回すよりも縦に捻るような感覚が必要になります。

 

つまり背骨に対して骨盤と肩のラインは直角に交わっているので、チェストターンを行えば自然と骨盤も縦に捻れるような動きになってくるはずです。

 

では、骨盤を縦に捻るための下半身(脚)の使い方を考えてみましょう。

 

 

【脚は上下に動く】

骨盤が縦に捻れることがわかっていただけたら、次は体感してください。

 

下記の動画のように極端に前傾を深くしてもらい(床と体が平行になるくらい)、その状態でゴルフスイングをしてください。

 

youtu.be

無理はせずに可能な範囲で行ってください。

 

前傾が極端に深いので、肩が床に対して垂直に回っていると思います。

 

この時に股関節から前傾ができていれば、骨盤も床に対して垂直に近く動くはずです。

 

これが縦に捻れる正体です。

 

骨盤を縦に捻る感覚がつかめたところで、今度は脚がどのように動いているかを意識してください。

 

脚は、

テイクバックの際には右膝が軽く伸び、左膝は軽く曲がる。

 

切り返しからは右膝が軽く曲がり、左膝が軽く伸びていくような動きになっていくはずです。

 

足は上下に縦に動かすような感覚になると思います。

 

よく、ゴルフ雑誌などで、「飛距離アップのために地面を強く踏む。」や「地面反力」なんて、掲載されることがありますが、その使い方がこれです。

 

しっかりと下半身も動いているのです。

 

【まとめ】

 チェストターンと聞くと、下半身を止め上半身だけの回転で打つように思われるかもしれませんが、正しくチェストターンを行うには、下半身もしっかりと動いていかなければいけません。

 

この骨盤が縦に捻れる感覚をスイングに活かせたときに必ず今まで体感したことのない飛距離を飛ばせるでしょう。

 

3月東京レッスン会ではさらに詳しくお伝えして参ります。

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